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2008-08-31-Sun-00:00

対岸の星

気づかなかったよ

いつも乗り換えしている駅の
線路を挟んだ
対岸に
どくだみが
咲き乱れていたことに

時は六月
闇に白々と灯るそれは
星くずのようだったことに

わたしが故郷と同化していたころは
この目に映っていても
見えていないものが多かったけれど

水と油が分離するように
故郷を旅立つ心づもりをするようになって
ようやくありありと見えたものがあった

アナウンスが流れる
闇をナイフで切り裂くように
光をかざした電車が来る

足元を潮が引くように
風が吹いて

天の川がきれいな季節ももうすぐ

そして
そのころはもう
わたしはここにいない


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