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2008-07-21-Mon-20:07

レシピ

ミルフィーユは
空気を
幾重にもかさねて
木の葉の地層を作っていく

シフォンケーキは
気泡を
ふんだんに含めて
日向色に焼き上げていく

生クリームは
つむじ風を
泡立て器でかく乱させて

紅茶は
白い吐息が
冷めないうちに淹れる

――では、詩を書くときは?

森の匂いが残るノートを
机に広げるたびに
想いの種をびっしり
ばら蒔きたくなるけど

本当に詠いたいことは
言葉の透間
行間の彼方
こうばしい草原をわたる
光のようにきらめいて

心から心へ
風をとおしていきたいのでしょう

ときに
口笛を鳴らし
髪をなびかせるように
道なき道へと
鉛筆を走らせていく

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