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2012-04-09-Mon-23:28

A Hard Day's Night 

シリウスが燃える多忙な日の夜よ


ホットワイン満ちて恋する二人かな


初春に乾杯!恋に落ちたなら


月冴える素敵なダンスきみとだけ


淡雪も香る彼女を愛してる


なぜ泣くの?きみの睫毛に霙雨


冬の果てプライスレスな愛が咲く


一葉草呼べばいつでも逢いにいく


鶯が鳴かない夜にぼくが泣く


木々の芽よ今日の誓いを結ばせて


ひな菊や家に帰れば笑うきみ


もう二度と浮気しちゃだめタンジェリン


“I’ll be back”弥生の雪に溶ける声





(Seasons-plus-2012年春号 掲載作品。
 ただし、紙面の関係上、掲載されたのは後半の五句のみです)


注)
"A Hard Day's Night"は、
ビートルズの同名のアルバムに収録されている13曲から、
それぞれインスピレーションを頂きました。
なお、収録曲は以下の通りです。

1 ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
2 恋する二人
3 恋におちたら
4 すてきなダンス
5 アンド・アイ・ラブ・ハー
6 テル・ミー・ホワイ
7 キャント・バイ・ミー・ラヴ
8 エニイ・タイム・アット・オール
9 ぼくが泣く
10 今日の誓い
11 家に帰れば
12 ユー・キャント・ドゥ・ザット
13 アイル・ビー・バック


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2012-04-09-Mon-23:26

Mimosa

金の雪が咲き零れたのは
その木の根元に
凍りついた懐中時計を
埋めてきたからでしょう

スケッチブックに
光の結晶が滲むのも気にせず
君は8Bの鉛筆を疾走させて
鼓動をさらけ出しています

年輪を溶かしに戻って来ました
長い旅の終点は
わたしの中心で高鳴っています

どんなに冬がめぐっても
懐かしくならない君の声が
わたしを芯から抱きしめていました





(Seasons-plus-2012年春号 掲載作品)
2012-04-09-Mon-23:22

Green Bird 

北風に 凛と いどむように
木は梢に 緑の炎を 点します
からだのどこよりも か細い先端をさらして
寒さできしむ夜長に ふるふる震えています

それでも炎は 根にそして土に繋がって
大地の胎動に 耳を立てています
やがて炎は 空いっぱいに爆ぜて
はる という序曲に 深々とした薫りを飛ばします

枝先で息をひそめている Green birdよ
たよりなく尖った声のまま 唄ってごらん
君のさえずりは 君がかつて割って出た 卵の殻にも谺して

若葉のような翼広げて 羽ばたいていけるでしょう
燃えさかる森から ウッドベース響かせて生まれる 
コーラスの 火の粉はじける銀河のさなかを





(Seasons-plus-2012年春号 掲載作品)
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