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2008-01-06-Sun-21:25

明けましておめでとうございます

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします^^

ところで、年末年始はずっとお休みだったこともあって、ノートに詩のようなものをいっぱい書きつづっていました。こういうブログとかやっていようと、やっていまいと、書くことからは離れられないんだろうな~と思います。
ちなみに、下にアップした「バオバブ」は、12月に書いたもの。久々に「詩遊会」さまに投稿させていただきました。(以前の記事に、投稿は控えていると書いたのは、今も変わりないのだけれど、「詩遊会」さまだけは別です☆)
それと、「あの頃の海」は、昨日なんとなく書いた二つの詩が、なんとなく似てたので、一緒にまとめてみました。
相変わらずポツポツした更新ですが、時々現われては、今の自分しか書けない言葉を置いていけたらな~と思います。そういう場所があるのって、やっぱり嬉しい^^

みなさまにとっては、どんなお正月でしたでしょうか?
まだまだ寒い日が続くと思いますが、お身体にはお気をつけください(^-^)/
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2008-01-06-Sun-20:36

あの頃の海

Re:海

葛西の海を歩く
砂浜には
貝や缶や
思い出の残骸が
散らばっている

「こんなの海じゃないよ」

かつて京葉線に乗ったとき
そう呟いた友達がいた
いわき出身の子だ
海だ!海だ!と
車窓に指を押し当てて
はしゃぐ私の側で
汚いし、狭いし、と
いわき弁で追い打ちをかけた

ああ、たしかに
いわきで生まれた友達にとっては
東京湾なんて海じゃないのかもしれない
友達にとって
海はふるさとだから
もっと潮の匂いがぷんぷんしてて
いつでも帰りたい場所だったのかもしれない

でも、
江戸川区で生まれた私にとっては
東京湾は立派な海だ
どんなに汚されたとしても
芯まで汚されることなく
その懐でしたたかに命を育み
はるか太古の昔から続いている

葛西の海を歩く
波打ち際には
誰かの足跡
私も点々と
残していく

「ね、海は海だよ
昔から
何処までも
繋がっているよ」

メールの返信をするように
海に思いを乗せたら
届けてくれるだろうか

あの頃の二人に



「立入禁止」

「立入禁止」
と書かれた看板にもたれて
潮風に吹かれた頃があった
学校をさぼって
制服のまま海に来た
でも本当に見たい海は
白い柵の向こうにあったから
ストライプの風景を指でつかんで
いつかここを越えたいと願った

「立入禁止」
と書かれた看板は
心の端にも立てられていたのだろう
だれかはそれを遠巻きに見て
ときには怒り泣いたりしたけど
荒波を抑えられないなら
(もしくは無理やり抑えようとするなら)
いっそ世界の端で寝かせて欲しかった

あの頃
自由と言われるものが
無性に欲しかったけど
あの頃
それが何なのか
ちっとも分からず
あの頃
心の中で叫んでは
ちょっと臭いと思って
あの頃
それは海のような
ものだろうと思った
あの頃
両腕をいっぱい広げても
もっと伸びる予感があったけど
あの頃
指先でうなる風を
ロックのように持て余して
あの頃
足元の深遠を
覗いてしまった気になって
あの頃
砂浜に飲まれそうになりながら
どこまでも逃げて
逃げて
逃げて

「立入禁止」

と書かれた看板は
今もなお潮風が吹きすさぶ先に
墓標のように立っている気がする

あの頃の自分が
荒波を抱え寝ていたら
どうやって手を差しのべよう



2008-01-06-Sun-20:05

バオバブ

あるのだろうか


冬の夜が
剣のように
研ぎ澄まされた先に
自分だけに
微笑みかける星が

砂漠が
乱れた足跡を
飲みこんだ果てに
光を放つ
みずみずしい井戸が

わたしのゆめは
小さな天体に芽生えた
バオバブの木のようだ
いつのまにか
巨大な根をはって
天体を微塵に引き裂いていた

こぶしを
クっとにぎると
ささくれだった指から
種になりそこねた気力が
こぼれていく

道はない

砂をくずす鼓動しか
聞こえない
けど、



あるのだろうか

黒く塗りつぶされた闇を
行き止まりではなく
出口と見ることができるなら

がらくたから空へ
再び根ざす
木が

あるのだろうか


問いかけるのは
視線を正すときだけでいい
うたがう心は
風にまかせて


すべては、あるがままに

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