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2009-12-31 Thu 23:59
このごろ、悪質な書きこみが多いので、コメントは管理人が認証してから表示される設定に変更しました。
せっかく書きこんでいただいても、すぐには表示されないので、不安にさせてしまうかもしれませんが(^−^; 問題ないコメントだったら、すぐにOKを出すように心がけるので、お気軽に足跡つけていってくださいね。 お待ちしてます。(^−^)/ (というか、返信も早めにですね^^;がんばります) |
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2009-02-12 Thu 00:18
前日の続きです。
このたび、「ネットの中の詩人たち6」(編著:島秀生 出版:土曜美術社出版販売)に、 自作詩を6編掲載して頂きました。 ちょうど本の原稿を仕上げていた去年の夏、 私は長年暮らしてきた故郷を離れたばかりで、 段ボールが積まれた、がらんとした部屋の片隅で、 汗をかきながらパソコンに向っていたのを覚えています。 引っ越し以前に書いた詩が3編、以後に書いた詩が3編、 詩集に収められています。 ・・・私事は、これくらいにして。 この詩集は、オムニバスで、 16名の作品が掲載されています。 かなり分厚い本で、手に乗せるとずっしりとした重さがあります。 それは物質的な重さだけじゃなくて、 16人分の想いがこめられているからでしょう。 (もちろん、スタッフの皆さんの想いも含めたら、もっとでしょう) この詩集でぜひ感じて頂きたいのが、 目に見えるものよりも、むしろ、目に見えないものだったりします。 編者の島さんは、 ご自身のサイトに投稿された詩を集めて、今回6冊目の本を作られた訳ですが、 それって、かなり稀なことだと思うんですね。 詩集って、1冊作るだけでも、大変なものです。 それを自分のためじゃなくて、他人のためにここまでされているなんて、 有り得ないことです。 発売日が2月1日で、 でも、近くの本屋さんで注文していた自身の分の到着が遅れそうだったので、 当日、町で一番大きな本屋さんに行って、本を手にしてきました。 その本の重さに、泣けました。 島さんの人知れない苦労だったり、 参加者の方が陰でいっしょうけんめい書かれていることだったり、 そういった想いが、掌にズンと伝わってきました。 自身の詩が載った本を、 書店で手にするなんて、 人生でそうない瞬間です。 島さんはきっと、こういった喜びをみんなに味あわせるために、 ここまで骨を砕かれたのだな…と、感ぜずにはいられませんでした。 大き目の書店なら、本が置かれている可能性大なので、 もしよかったら、ぜひ探してみて下さい。 アマゾンのようなネットショップでも、取り寄せられます。 よろしくお願いしますm(__)m 追記: 詩誌『詩悠』については、また後日・・・ |
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2009-02-10 Tue 23:27
何から書いたらいいのか、分からなかったりします^^;
ええと、前に更新したのが、去年の7月・・・。 ・・・。 皆さま、お元気でしょうか? とりあえず、去年の夏から秋にかけて書いた詩を、アップしました。 それから、二つほど、お知らせがあります。 このたび、詩と写真が、本に掲載されました! ◆『 ネットの中の詩人たち 6 』 編著:島 秀生 土曜美術社出版販売 こちらに、詩を6編、載せて頂いています。 (ネット未発表1編含む) 詳しくは、こちら↓ MyDear(編者の島秀生さんのサイトです) http://www.bukou-books.com/ ◆詩誌『詩悠』 創刊号 詩遊会出版 こちらの表紙に、写真を使って頂いています。 詳しくは、こちら↓ ポエトリーカフェ武甲書店(BJだいちさんと、落合朱美さんが運営してる、詩集専門店のサイトです) http://www.bukou-books.com/ 「ネットの中の詩人たち」についても「詩悠」についても、語ればきりがないのだけれど、 話が長くなってしまいそうなので、まずはお知らせまで。 続きは近日中に書きます。 ちなみに私は、今月の6日に「ネットの中の詩人たち6」を、7日に「詩悠」を、実際に手にしました。 自分の分身が、こうして形になるのって、うれしいですね! 島さん、落合さん、そして、本作りに関わった皆さま、 どうもありがとうございます!! |
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2009-02-10 Tue 22:14
洗濯しておいた
Tシャツに 鼻をそっと寄せてみる 「あ……匂う」 それは シャボンの残り香とは ほど遠い匂い 風の通わない部屋に 干していたのが いけなかったのだろうか わたしは女で ひとり暮らしだから ユニセックスなTシャツを ベランダにさらすことさえ 躊躇ってしまうのだ からだの部位でも 血が通わないと 腐るのよ、と 誰かが言ったことが 脳裏をよぎる 自分の意識を この部屋から そして この街から突き離してみれば 地球だって 幾筋の脈が入り乱れる 生命体 この星の 何が 澱んでいるのだろう 星の静脈を 指先でなぞれば レコード針が 傷を嗅ぎつけたように 反芻される SOS…… SOS…… ニュースは 今日も告げるのだろうか どこかの空で 腐乱死体が 転がっていたと ベランダから注ぐ 陽光だけが 眩しく この耳を 透過していく |
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2009-02-10 Tue 22:10
頬にはいつも
タダシイ雨が 降り注いでいたから どちらを向いても 「あなたはあなただ」と ゆるされた 雨の雫は 倍々ゲームを 繰り広げるように お互いを映し合って 夜明けによく似た夕焼けに 照り輝いていた 乱反射する 水性のひだを透かして 世界をのぞき見するだけで ありとあらゆる人が 潤っているような 気分を味わえた 掌にはじけた 蜜色の真珠のなかでは あごのしゃくれた男が 城を築いている 前髪から垂れた 針水晶のなかでは 銀色の爪の娘が ハープを奏でている 枝先でふるえる 枯れ葉を濡らす雨は 何を映しているのだろう 十月の月曜日に Black Rain 降る 雨は映した はじまりの空も ドレスを脱いで 裸体をさらせば 底無しに暗いことを オセロの 雪原の角から 熱いコールタールが どっと流し込まれるように 人々の足元が みるみるぬかるんでいった 枯れ葉が 紙くずのように散る モノクロームの林の陰で 蜘蛛の巣にからまった誰かが 喉元を手で押さえて 落ちていく それでも雨は こぼれた人を 「あなたはあなただ」 と いって どこにも帰れないまま 疾走しつづけるのだろうか 十月の月曜日に Black Rain 降る |
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2009-02-10 Tue 22:01
「この町を出よう」
と、決めたときから わたしの身体は透き通っていった 朝に夕に 素足をさらした畳に 横たわって 天井の木目を仰いでいる間に 幼いころ かくれんぼした駐車場で フェンスの錆びた匂いを 聴きつけた時に 夜更けに 今はもう永遠に閉まっている タバコ屋の赤いポストへ 満月に向けて手紙を投函した刹那に わたしの身体は 川面に浮かぶ泡沫のように あふれる景色を うっすらと透かして 河口まで流れてしまったことに気づく いつかこの町から わたしの姿が見えなくなっても 遠い空の下で わたしが泣き濡れてしまわないように 予行練習 しているのかもしれない 駅前の青い桜の下で 手のひらをかざすと セロファン状の皮膚の向こうで 木洩れ日がフラッシュする この内をかけめぐる血管では つかめない何か 高鳴る風に 溶けこむように 透き通っていくわたしの中心に ととん……たたん……と 胎動を見る (もうすぐ、列車が来る) わたしの生まれた町が すくっと二の足を立てて 羊水を蹴り上げる かかと、波打って 町は 河口の先で 大きく輪廻して (まもなく、出発する) ドアの彼方の逆光へ 消え入ろうとする わたしの中から 故郷が生まれる |
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2009-02-10 Tue 22:00
気づかなかったよ
いつも乗り換えしている駅の 線路を挟んだ 対岸に どくだみが 咲き乱れていたことに 時は六月 闇に白々と灯るそれは 星くずのようだったことに わたしが故郷と同化していたころは この目に映っていても 見えていないものが多かったけれど 水と油が分離するように 故郷を旅立つ心づもりをするようになって ようやくありありと見えたものがあった アナウンスが流れる 闇をナイフで切り裂くように 光をかざした電車が来る 足元を潮が引くように 風が吹いて 天の川がきれいな季節ももうすぐ そして そのころはもう わたしはここにいない |
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2009-02-10 Tue 21:53
水族館の生き物たちは
ナポレオンフィッシュやシードラゴンから 顔のないイソギンチャクまで どこかで見たことあるような顔をしているけれど 案外 誰も媚びたりはしない 目をぎょろつかせてそっぽ向いたかと思ったら くねったり まどろんだり とびあがったりして 悠久の流れの果てで一瞬きらめいた泡のように 生きている 日射しが届きにくい深海に 赤いキンメダイがいることや マグロの背中は暗緑色で お腹は銀色をしているのにも 意味はちゃんとあって 命を守るために自らを染色したプロセスを 体の内から鏡のない中でどのように成したのか 謎はブラックホールのように渦巻いて 物語ろうとしない 硝子の壁に食いつくように エンゼルフィッシュを撮影する携帯電話から 突然 虹色の警報のような旋律があふれて 持ち主があわてて口元を手で押さえて応対する ヒトはよりよく生きるために どれほど地球を染色したのだろう 目蓋を麻痺させるほど淋しい光のビートで 都心の心拍数を上昇させる陰で 氷の大地を溶かしてまで 胸に手を当ててみる まだ大丈夫 波打っている でも こうして 吐息を浮かべるだけでも 水気のない水槽のような世界を さらにヒートアップさせてしまうのだろうか 黒い人影が揺れる 水の中を 色鮮やかな魚が ひとすじの歌のように 泳いでいく 囲われているのは本当はどっちなのだろう――― |
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2008-07-21 Mon 21:15
「ブログはこれからは、月に一度の更新を目標に、がんばっていきたいな・・・と思います。」
と書いていたにも関わらず、大分間が空いてしまってごめんなさい。 実はいうとこの六月に、引っ越しをしました。 引っ越しといっても、サイトやブログのサーバー移転のことではなくて、まほし本体の。 今は新しく暮すようになった部屋で、これを書いています。 引っ越しなんて、小さい頃にしたきりで、自力で家を出るのは初めてだったから、もう大変でした! その大変さは、今も続行中です。 ああ、ちなみに本名の名字は全然かわってません^^; ところで、私がサイトやブログの更新をしていない間に、掲示板に書きこんで下さったり、ホットメールのアドレスにメールを下さった方、本当に有難うございます。 公私それから詩作活動ともに、今は大転換期なので、なかなか忙しい状態ですが、返信は必ずするつもりなので、もうしばらくお待ちください。 この春から夏にかけて書いた、詩の一部を更新したので、もしよかったら読んでいってくださいね^^ |
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2008-07-21 Mon 20:26
恐竜の子はいつか
家出しなくてはなりません ちっちゃなおもちゃ箱のような 部屋のなかで ぱんぱんにはちきれそうな 若草色の風船のように ふくらみつつある 恐竜の子は 硝子窓に前足を ギチギチ押し当てて くもり空を見上げます (はやく ここを出なければ 破裂しちゃう) きゅうくつな壁のそちこちに 体をぶつけながら 恐竜の子は かき集められるだけの 思い出のかけらを ボストンバックに積めはじめました 恐竜の子が大きくなった分 父さんは小さくなりました 母さんはさらに まあるくなって 今では卵のようです 恐竜の子が 卵の殻を割って はじめて光に射ぬかれたときは どれほど痛かったのでしょうか 母さんが お腹を張って 卵を生み落としたときは もっともっと痛かったのでしょうか (空が割れんばかりの 祝福の雨と 産声と) 恐竜の子はいつか 家出しなくてはなりません 時限爆弾のように ふくらみすぎて この家の 屋根を 柱を ぶち壊してしまう前に 家出しなくてはなりません いつか ほんとうに大きくなって ここに戻ってくるために |
