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2012-12-31-Mon-00:00

はじめに

いらっしゃいませ!

ここは、私、山原まほしの、詩歌ブログです。

文字通り、詩と、短歌と、俳句ばかりの空間ですが、
少しでも心に触れる言葉があったら、幸いです(*^-^*)

なお、コメントは認証制になっております。
反映されるのにお時間いただくかもしれませんが、
お気軽に足跡を残していって下さいね。
早めに返信できるように、がんばりますp(^-^)q


Website

お日さま生まれ
一番最初に作ったホームページです。
初期のころの詩と、自身で撮影した風景や植物の写真があります。
まほしにとっての、ふるさとです。

現代詩フォーラム(まほしアカウント)
日本最大級の詩のSNSです。
作品置場として、ログを残してあります。


Books

Seasons-plus-(太陽書房)
2011年春号より参加させて頂いています。
アートと文学のコラボレーション季刊誌です。

短歌、BLOGを走る。(BookPark)
当ブログで参加した「題詠Blog2006年」が、書籍化されたものです。
短歌を10首、掲載させて頂きました。


ネットの中の詩人たち6(土曜美術社出版販売)
詩を6編、掲載させて頂きました。

詩誌 詩悠(詩遊会出版)
「女性詩人から谷川俊太郎さんへ20の質問」という対談企画と、
表紙の写真で参加させて頂きました。
憧れの谷川さんにお会いするきっかけになった、思い出の一冊です。



※ 現在ブログ工事中につき、見苦しいところもあるかもしれません。
 ご容赦願いますm(__)m


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2012-10-30-Tue-00:31

新しいブログはじめました

訪問ありがとうございます☆ミ

10月に入ってから、新しいブログをはじめました。
お時間のあるときに、遊びに来ていただけると嬉しいです。

「金曜夜はコレッテ・ポエ」
http://ameblo.jp/colettepoete/

「うた・たね」が、わたしの詩がメインであるのに対して、
「コレッテ・ポエ」は、詩についてのレビューがメインとなっています。
実はこの「うた・たね」を立ち上げたときから、
詩について語るページを作りたくてたまらなかったのだけど、
ずーっと手をつけないまま、7年も経ってしまいました(^^;

(ん?……っていうか、このブログ、そんなに長くやっているんですねー!
今さらながら、びっくり!)

それにしても、すきな詩について、すきなだけ書けるのって、本当に幸せです。
気がつけばキーボードを打つ指が先走って、予想外なことも書いていたりしますが(笑)
行けるところまで、行ってみたいですww

ではでは、今後ともよろしくお願いします(^0^)/

2012-10-29-Mon-23:34

梨のきおく

夕映えに乱反射する
河口のようなきらめきを
枝先にふっとふりしぼるように
梨は金色の実をならしました

ほんとうに果てる命など
みじんもないのだという想いを
その実にみずみずしく
結晶させるかのように

黄葉の散った根元に腰かけて
ほのかに眩しい実を口にしたら
芳醇な香りが脳裏をめぐりました

わたしの奥のどこか遠い丘で
かつてこの身が梨だったときの記憶が
白い霧雨を浴びて芽生えていきます


nashinokioku.jpg


(Seasons-plus-2012年秋号 掲載作品)




2012-10-29-Mon-23:30

RRR

虫の音にびしょ濡れになって
深夜のアパートに戻ってきた
ドアを後手で閉じた瞬間
散らかった沈黙に迎えられた

サンダルを脱ぎすてると
ストラップにからまっていた
鈴虫の三連符が
RRR……と余韻を立てた

もうヌードトゥの季節じゃないのかもしれない
それでも最先端で風を感じて
踏みしめていきたい道がある

さみしさを深めるために靴底を減らしていくよ
いつか体じゅうの輪郭をほどいて
大気に飽和するときのために


rrr.jpg


(Seasons-plus-2012年秋号 掲載作品)




2012-10-29-Mon-23:23

九月の雪

夏が見えなくなった瞬間
きみはわたしの肩越しに
雪のような言葉をぶちまけて
傷だらけのドアに逃げこんでしまった

しんとした寒さが
火照ったからだを駆けめぐり
わたしはまっ白になって
きみを抱きしめたいと想った

そんなに尖らなくてもいいよ
きっと指先まで凍えていたんだね
あの夏を追いかけて走っていたときも

きみが猛吹雪になってしまったのは
心のどこかで少年が震えているからだろう
閉ざされたドアの向こうは銀世界かもしれない


kugatsunoyuki.jpg


(Seasons-plus-2012年秋号 掲載作品)





2012-08-08-Wed-19:32

HELP!

ヘルプミー!着地できない日照りから


昨夜からリフレインする蝉時雨


スコールや青い悲しみぶっ飛ばせ


夏空の主役にきみが必要だ


あたらしい彼女を濡らす檸檬水


蠍座の助言が耳に影を刺す


逃げ水に滲む涙の乗車券


自然体演じる肩に雷雨かな


午前二時アゲハも光る恋をした


蔦茂るふたりの仲は離せない


きみの眼に僕と終わらない夏を


秋の香がひそむ目蓋に夢の人


夕暮れる木々にきのうが姿消す


Dizzy Miss Lizzie 汗ばむ森でロックしよう





注)
"HELP!"は、
ビートルズの同名のアルバムに収録されている14曲から、
それぞれインスピレーションを頂きました。
なお、収録曲は以下の通りです。

1. ヘルプ
2. ザ・ナイト・ビフォア
3. 悲しみはぶっとばせ
4. アイ・ニード・ユー
5. アナザー・ガール
6. 恋のアドバイス
7. 涙の乗車券
8. アクト・ナチュラリー
9. イッツ・オンリー・ラヴ
10. ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ
11. テル・ミー・ホワット・ユー・シー
12. 夢の人
13. イエスタデイ
14. ディジー・ミス・リジー


2012-07-17-Tue-23:11

Ombra mai fu

夏の日なんか
氷ってもいいのに

きみの微笑みに注ぐ
木蔭になれるなら
蒼い陽射しが凍てついてもいいのに

きみの吐息から
暗号が零れるたび
心臓が焦げるほど
つづきが
ほしくて

夏の空なんか
氷ってもいいのに

もう時の流れもいらない
世界が眩暈を起こしたままでいい

きみの髪をなでる
泡雪のような
闇になって
とけるように
ひとつになりたいのに

ふたりをへだてる
風は
めざめて

Ombra mai fu…

終わりない道を
祈るように旅しても
こんなに狂おしい瞬きは
これから先も
光の果てまで
ない

すずかけの
みどりの透き間から
太陽が水しぶきを散らすと
蒸せる風はゆき
きみひとり
澄んで

みなもとを
なくしたまま
うまれおちる

涙――





(Seasons-plus-2012年夏号 掲載作品)

2012-07-17-Tue-23:06

俳句(2012年夏)

夏草は千切れるままに逃避行


サンダルはいらない素足で触れ合おう


夕立や人魚の声が響く森


十九時の夕陽遥かに影絵踏む


黒猫が乳房をすべる熱夜かな






(Seasons-plus-2012年夏号 掲載作品)
2012-04-09-Mon-23:28

A Hard Day's Night 

シリウスが燃える多忙な日の夜よ


ホットワイン満ちて恋する二人かな


初春に乾杯!恋に落ちたなら


月冴える素敵なダンスきみとだけ


淡雪も香る彼女を愛してる


なぜ泣くの?きみの睫毛に霙雨


冬の果てプライスレスな愛が咲く


一葉草呼べばいつでも逢いにいく


鶯が鳴かない夜にぼくが泣く


木々の芽よ今日の誓いを結ばせて


ひな菊や家に帰れば笑うきみ


もう二度と浮気しちゃだめタンジェリン


“I’ll be back”弥生の雪に溶ける声





(Seasons-plus-2012年春号 掲載作品。
 ただし、紙面の関係上、掲載されたのは後半の五句のみです)


注)
"A Hard Day's Night"は、
ビートルズの同名のアルバムに収録されている13曲から、
それぞれインスピレーションを頂きました。
なお、収録曲は以下の通りです。

1 ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
2 恋する二人
3 恋におちたら
4 すてきなダンス
5 アンド・アイ・ラブ・ハー
6 テル・ミー・ホワイ
7 キャント・バイ・ミー・ラヴ
8 エニイ・タイム・アット・オール
9 ぼくが泣く
10 今日の誓い
11 家に帰れば
12 ユー・キャント・ドゥ・ザット
13 アイル・ビー・バック


2012-04-09-Mon-23:26

Mimosa

金の雪が咲き零れたのは
その木の根元に
凍りついた懐中時計を
埋めてきたからでしょう

スケッチブックに
光の結晶が滲むのも気にせず
君は8Bの鉛筆を疾走させて
鼓動をさらけ出しています

年輪を溶かしに戻って来ました
長い旅の終点は
わたしの中心で高鳴っています

どんなに冬がめぐっても
懐かしくならない君の声が
わたしを芯から抱きしめていました





(Seasons-plus-2012年春号 掲載作品)
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